日向市美々津
国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された日向市美々津地区。
風情ある江戸時代の町家を満喫
日向灘に面した美々津地区は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定され、江戸時代末期から昭和初期にかけて建てられた家屋が並んでいます。
神話では神武天皇がこの地から東方征伐に出港したとされており、神武東征御舟出の地として広く知られている美々津町。
「美々津千軒」と言われるほど栄え、元禄年間には廻船問屋や商家が多く建ち並んでいたそうです。
現在は、「旧廻船問屋、元河内屋」を復元して使用している日向市歴史民俗資料館や築150年の町屋をリノベーションしたゲストハウス、古民家カフェや雑貨店などが並ぶ。
おきよ祭りなどお舟出の地にふさわしい多くの伝承行事・文化・風習も残されています。
立磐神社(たていわ神社)
耳川の河口に面したこの立磐神社の御祭神は、住古三神で、航海安全・漁業繁栄の神様(底筒男命、中筒男命、表筒男命)。
神武天皇が東征の船出を待つあいだ腰かけていたという「腰かけ岩」が祀られています。
美々津町海岸
以前は高鍋藩の港町として、多くの廻船業者で賑わっていた場所。
町並みを守るためテトラポットが多く設置されていましたが、綺麗な砂浜が広がっていて夏場は海水浴も楽しめるようです。
海岸沖にある灯台から朝日が昇る瞬間は、時間を忘れるひととき。ぜひ、訪れてみて下さい。
美々津町に関する問合せ
TEL:0982-55-0235(日向市観光協会)
<model>春田奈緒 Instagram⇒ nao5_26
<Photographer> 海汐祐希 Instagram⇒ umipro2006